「もう終わってもいい長寿番組」という記事がまとめに載ってたので開いてみたら、「ミュージックステーション」が入ってた。うちにはテレビがもう無いので近年の内容がどんな感じなのかは分からないけど、これに関しては、まあ番組に対して「終わってもいい」というよりも、日本の音楽がとっくに終わっちゃったもんねぇとしか思えなかった。
そもそも「終わってもいい」って言い方。これも今の時代特有の言葉の選び方だと思う。今風の人間は不出来な自分達を庇うために、「過去の美しいもの＝古いもの＝今の時代に合わないもの＝不要なもの」と、さも当然のように主張するんだよね。
この時代の人間には、どの世代でも楽しめるようなご長寿番組なんて作れないだろう。「そんなもの作る必要がない」と言うんだろうな、今風の人は。
創意工夫が不要な時代且つ言い訳の材料だけは豊富な時代で良かったですね、と言ってあげるしかない。