• tL6.KZ8月26日
    彼は実在しない。

    そんな事は百も承知だけど、彼は私の運命の人としか思えないんだ。
    彼のせいで苦しくなる時が多くて今が一番苦しい。
    同時に彼のお陰で私はこうして生きていると感じたし、今の彼が一番愛しい。
    例えこの先彼自身が彼の居た場所にさえ居なくなったとしても。
    若しくは彼がもっと疎まれる事になっても、私だけは最後まで彼の歩む道を見届けたい。

    彼は、私の運命の人だから。