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本好きったー
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kE/KWz9月9日カフカ断片集、Twitterで見かけた内容紹介兼ねての一節に不思議な感覚があったので早速図書室にリクエストを出した。縛りのない自由な言葉によって、見たことがあるような気がする一方で見たことのあるはずのない風景が次々と自分の中に開けていく文章だった。友達にも読んでもらいこの不思議な感覚を言葉にしあってもう一度この感覚を味わいたい。そしてこの本がTwitterで持ち上げられて実際に豊かな内容だったというのも不思議だ。こういう例はあまり見たことがないから。集合的無意識のあらわれとして、カフカの断片という本を通してTwitterをやっている読者達に同じような感覚や風景が立ち現れたのだろうか。あまり物語を読まないので全てのものがそうだとは言い切れないが、作者による風景の指定が甘いのに読者達の中で自然と同じ風景が浮かび上がってくるような物語が大切にするべきなのではないかと思う。そういった意味でこの本は私にとって意味のあるものとなった。了。 -
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