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FGOったー
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IJo6G811月2日メカクレについて『B氏』と語ったとある職員の記録 -
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いやしかしだねバーソロミュー氏──ここはあえて『氏』と呼ばさせてもらうが(眼鏡のフチをクイッとしながら)──確かにメカクレから目が見えてしまえば、それはもう既にメカクレではなくただの瞳だが、しかしそれは同時に新たなるメカクレへの序曲だと思うのだよ。
前髪が上がった一瞬、その一瞬の煌めきの尊さは私も認めよう。
だが、一瞬垣間見えたからと言ってその一瞬でメカクレの神秘が、美しさが失われるとは限りますまい。
むしろ一瞬だけ垣間見えることでより一層の神秘…否、神美をもたらすのではないか?
ファムファタールを例に出すまでもなく、遥か彼方にある理想/美は彼方にあるが故に美しい……が、しかし同時にそれは手に入れられないという諦めを常に漂わせる……手の届きそうな位置にありながら決して叶わない類いの願いの残酷さは氏も知っていることだろう。
しかしメカクレは違う、常に手の届く範囲にありながらそれを暴くのも秘するのも"自らの意思に依って"決定づけられる。
では暴かれたメカクレはすでにその魅力を失うかと言えば、それは違うと断言できるの。
そう、自らの意思でメカクレの神秘を暴いた後、いみじくも氏が自ら語ったように──眼鏡でも包帯でもサンバイザーでも──新たなヴェールをもちいて新たなメカクレを"自らの手で"生み出せる所にこそ『メカクレの真なる価値』があるのではないかと私は愚考するのだが……如何だろうか?(めっちゃ早口)(この間約30秒) -