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【期間限定】怪談・ホラー・オカルト専用tter
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ooQiV/
2022年6月29日
怖くないけど。幽霊文化を感じた話。
英国は冬、生ぬるい風が吹くときや嵐がくる。地元は幽霊や妖精の話が好き。ロンドンから戻った日、近所でお茶を誘われた。案の定、幽霊の話題になった。明け方からフワフワ飛んでいたらしい。
「屋根の煙突にしがみついてたよ」
「ぎこちない飛び方、初心者幽霊ね」「子どもの幽霊だな、お菓子の好きな」「幽霊にはクッキーが効くよね」
帰宅際、同席した老夫婦から渡された、
シーツ。私のだ。風で飛ばされたのを拾ってくれたらしい。
「すみません、うっかり干したままに。あ。さっきの幽霊ってもしかして」
「よく聞いてね。これはシーツ。」
「はい?確かに。」
「飛んだのは幽霊のせい。あなたではないわ。ああ、慣れていないのね。いいこと?あなたのするべきは、幽霊をどうするかでしょう?」
子どもの幽霊にはクッキー。近所に配った、もちろん魔除けとして。
英国は冬、生ぬるい風が吹くときや嵐がくる。地元は幽霊や妖精の話が好き。ロンドンから戻った日、近所でお茶を誘われた。案の定、幽霊の話題になった。明け方からフワフワ飛んでいたらしい。
「屋根の煙突にしがみついてたよ」
「ぎこちない飛び方、初心者幽霊ね」「子どもの幽霊だな、お菓子の好きな」「幽霊にはクッキーが効くよね」
帰宅際、同席した老夫婦から渡された、
シーツ。私のだ。風で飛ばされたのを拾ってくれたらしい。
「すみません、うっかり干したままに。あ。さっきの幽霊ってもしかして」
「よく聞いてね。これはシーツ。」
「はい?確かに。」
「飛んだのは幽霊のせい。あなたではないわ。ああ、慣れていないのね。いいこと?あなたのするべきは、幽霊をどうするかでしょう?」
子どもの幽霊にはクッキー。近所に配った、もちろん魔除けとして。