目が覚めたら“こう”なる前の世界に戻ってないかなぁと夢想してしまう時がある。
目が覚めたら休日で、仕事の心配をせずゆっくり起き出してネットサーフィンや読書、腰を据えてゲームとかもしてていい。
そしてあっという間にお昼時になって、自分でなにか作るのも面倒ということでデリバリーや出前を活用。食事をしながら午後の予定を考える。
どうせなら近場の商業施設に出かけて映画でも観るか、それならついでにスーパーにも寄って買い物したい。でもやっぱり面倒くさい、どうしようかな。
そうしてダラダラ考えている内に日が沈んで夜になり「今日は有意義なこと出来なかったなぁ」と少々凹みながら眠りにつく。

陳腐な言葉だけど失って初めてあの平和の尊さを理解できた。
過去に戻れるならもっと有意義な時間を過ごせるのかな？それかいっその事、世界を救う手立てでも考える？
何にしろ、過去を思い出せば出すほど現実が辛くなるから夢想はほどほどにしないとね。