今の「字書き」さんの作品は、ハッピーエンドにしてもバッドエンドにしても、「自分の気付き」の域を出ない作品ばかり。登場人物が何人いても、何の魅力もない現代人群像が、作者の「お考え」をそれぞれ語っているに過ぎない。大事なこと(と作者が考えていること)は、だいたい妙に緊張感のある冷たげなセリフで語られる。SNS字書きの好みなんだろうね。
でも、このような字書きさん達の努力は、読書を増やすことではなく、いいねしてくれる人を増やすことにのみ向けられるから、上手くもならないのにいいねの数だけは右肩上がり。「いいねが少ないな」と思ったら営業してくるもん、この人達。
何がしたいんだろうね。