• BPkRO61月12日
    ウスズミの果て 1〜3巻
    奇病により人類の大半が消えた廃墟で、いるかもしれない生存者を探しながら奇病を根絶するために病に侵され亡くなった人(腐敗しないのでずっと残っている)を弔い続ける不死の人造人間が廃墟を探索していく話。
    終末世界とか人々の生活の営みが喪失した廃墟が舞台の話が読みたくて読み始めたけど作品の空気感や雰囲気がいい。主人公が淡々としているし、相棒がいたりロボットとの出会いも多いので意外と孤独感は感じない。
    基本静かな展開が続くけど、奇病をまき散らす異形の存在が襲い掛かってきたり人同士の争い等血生臭い描写もあってスリルも味わえる。続きが楽しみ。
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