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ちなみにWikipediaで調べた程度なんで正確さの保証はできないけど、ドラマに描かれてなかった事がある。第二次閉塞作戦後の4月、陸海の話し合いの議事に「陸軍が要塞攻略をすることは海軍の要請にあらず」という一文が残されている。これが、引き続き単独で旅順を攻略するという海軍の意見から来ているという節があり、実際その通り5月に海軍は第三次閉塞作戦を実行する。そして失敗している。
これを踏まえると真之や連絡将校岩村が当然のように陸軍を急かす姿が納得いかない部分もあるんだけど、勝手に想像で補うなら、陸海軍とも指揮・状況把握・連絡の系統が十分に整ってなかったり機能しなかったりで、海軍の中でもある程度混乱が生じていたのかもしれない。島村さんが言う通り、敵を取り逃がした海軍がキャンキャン言った所で、陸軍は素直に聞けないのよ…。 -
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7/12の陸海軍会議、重鎮の前で一席打つシーンは緊張感に満ちたいいシーンだったなぁ。真之の懸命さと頭に血が上ってる状態が入り混じってる様子も良いし、児玉総参謀長の、普段は陽気な雰囲気なのに凄みのある怖さがちょっと出てくる所とか。
203高地……実際に誰が提案したのか知らないけれど、普通に考えたら無理な攻略拠点だよな……。そら陸軍も渋るわ……。 -
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連投ごめん。そういや123年前の今頃は八甲田山雪中行軍遭難事件の真っ最中だった。調べたらこの行軍は対露戦争を想定した訓練だったそうでだけど、ここでも大量の人命と引き換えに教訓を得ていた訳で。それが無鉄砲であるか否かはやった後に気付くような、国の勢いに経験が追いついてないような、そんな時代だったのかもしれない。 -
これでも手加減してくれてるんだろうけど、人体のストライクゾーンの高さを水平に幾重にも走る銃火の雨が視覚から恐怖を与え続けてた。海にも陸にも地獄…。近代という名の物量地獄…。
作中では出撃シーンだけ描かれていた8/10黄海海戦(推定)、旅順艦隊が港に戻った話がナレーションで触れられてたけど、史実ではどうもこの時点で旅順艦隊の損耗が激しくて艦隊機能をほぼ無くしていたらしい。ただ、日本側からはそれを確認することが出来ず、要塞総攻撃へと話が進んだとか。これらは当時の日本軍では知りようがなかった事ではあるんだけど、なおさら戦争で命を散らすことの無意味さが感じられて辛い……。