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  • QQBtij2月7日
    『虞美人草』夏目漱石
    夏目漱石は読みやすくて本の虫じゃなくてもスラスラ読めて好きぃ。もう文章以外の情報も考察も要らない。
    この小説は明治から大正の日常小説というか恋愛小説というか婚姻小説というかウーマン・リブ小説というか。
    途中に女性に対する一節があるのですがそれを読んで『今どれだけ女性がこれを得られているのか……古臭い言葉になってないのめちゃくちゃ悔しい……』と思ってしまった。男の人に自分の意見を言う時の枕詞もなんだか悔しいし。でもきちんとここに登場する人物は幼馴染みという事もあってか対等に向き合ってて好き。
    でもこの時代の女性は結婚しないと生きていけないんだよね。結婚するのが当たり前だからだけではなく生きる術を全て奪われていたから。習えるのは家事だけ。そんな時代が垣間見える小説です。
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