• ZNH3Se2月19日
    美しい言葉だけを並べて、熱い言葉だけを感じて、真実だけを追求して生きていたかった。いつも表に出す形は素晴らしいものだけを見せて、幸せを装って、過去には何事もなかったかのように。そうする程に、人々の有象無象の羨みは羨望の眼差しではなく、裏闇の嫉妬として影を落とす。自分の汚さと無力さに向き合った事もある。向き合う時間が長ければ長いほど苦しいだけだったが、その苦しさを手放さなかった。都合のいいスピリチュアルな思想に耽る友を見ては、弱い人間だ、あれは逃げだ、あぁはなりたくないと見下した。人々が私に嫉妬して、失敗すればいいと願うように、私の中のシャーデンフロイデは違う形で他人を己の中で貶めるのだ。優位だ。私は優位に立っている。されど咎人のように、己の心には中からも外からも、愚呂愚呂と汚い、辛い、苦しい、恐ろしいものが沸いて、押し寄せてくる。時間は同じ事が一気に起きないようにあるという。しかし私の記憶は感情と共にいつまでも消えない。-苦しみ
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