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家族仲悪いキャラ1人もいないじゃん
ハデスは分かりやすく兄弟と仲が悪いしそれゆえにヴィランになった神なのに、イデアは家族仲良好愛され長男。ジャファーはアニメ版では家族は描写されず実写版では元盗賊なのに、ジャミルは家族仲良好で妹からも慕われ強制的に兄弟のように育ってきたカリムに情がある
家庭環境が良ければ悪い子なんていないんです！全部家庭環境のせいなんです！みんなみんな良い子なの！って信仰が無意識にあるような気が
その家庭環境の描写すらどこか浮世離れしてて気味が悪いんだよな -
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原案先生は本気でこれを「ヴィラン性の肯定」と思っているんだろうけど、むしろ逆で「ヴィラン性の否定」をしたいように思える。ある意味で潔癖というか
「悪い行いをするには相応の理由が必ずあるので、基本的に人は等しく善性」みたいな、性善説の毛があるというか
なんでそこまで過剰に悪性を否定したいんだろうね -
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思い付くとしたら原案先生の物語の認識の浅さなんだけど、何となく設定集のインタビューからも臭うヴィランズへの自己投影かな～って気はする
じゃあ何で投影してしまうんですか、と言ったら自分に似たところがあるからで、でもそれを悪役だと押し付けられるのが苦しいから必死で「私は悪くないんです！生まれが良ければ私だって良い人だったんです！」って言うしか無いのかなって
まあただの邪推なんですけど -
ヴィランズモチーフにも関わらず、過剰なまでの「家族愛信仰」「ヒーロー性の強奪・強調」「モチーフ元の設定を無視した家族仲」「本当は良い子」
っていっそ病的にも見える