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自分はオタクなんだけど、ちょうど推している漫画に冷め始めてて、でも推しのキャラは好きだったからグッズを処分するつもりはなかったんだけど、世間ではその漫画が流行り始めているから高くメルカリで売るなら今だと思って、推しのグッズもどんどん売った。
売るために段ボールに綺麗に片づけたので推しがいた場所もきれいになった。
ふと、あの子のケージがあった場所、キャットタワーがあった場所を見ると、何にもなくて。
推しもいなくて、あの子もいなくて、全部なくしてしまって。
私は何がしたかったんだろう。
あの子が水しか飲めなくなったとき毎日泣いてたけど、あの子がいなくなってからは全然泣いてなかったのに。
突然がらんどうな気分になって泣けてきた。
こんなに何もかも片付けて無くしてしまって、何がしたかったのだろう。 -
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亡くなった父が、かっていた犬が死んだとき、同じように犬の首輪とリードをすぐに片付けていた。当時は犬の名残をそんなに早く片付けなくてもと思っていた。
父の書斎の背中越しにずっといた犬だった。
今の私と同じだ。
多分あの時の父と同じくらいの年齢になった私。
なんなのだろう？なんで片づけたんだろう。自分で片づけておいてなんでこんなに寂しさが押し寄せてきちゃったんだろう。まだわからない。
ただただ 寂しい。 -
でも今までも何度もペットを看取っているし、今回も大丈夫だと思ったし、実際結構大丈夫だった。
家族の荷物も増えてきたし、私の部屋兼あの子のお部屋は片づけて荷物の整理しようって、どんどん断捨離していった。