転生王妃の晩餐会～アラフォー料理人、やっかい食材で世界を救う～
「アラフォーおっさんがうら若きお姫様に転生」「異世界で現世風の料理」「異世界のゲテモノ食材」っていうよくある要素の詰め合わせなんだけど、導入がスピーディーなのとおっさんが常識的で前向きなところと姫がかなりおもしれー女らしいのが合わさってスラスラと読めてしまった
男が美女の肉体に入ってるのにセクハラ的な行為を一切しないどころか姫のプライバシー侵害を気にするほど紳士的だったり、厄介そうなクセ強キャラも割とすぐにかわいいところを見せてくるのでとにかく読みやすい
中身おっさんなのが早々にバレてしまった姫ガチ勢の騎士団長となし崩しに共犯関係になってるうちに、団長から姫の中の人への信頼と好感度が少しずつ上がっていくのが読んでて嬉しい