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"何処へ去るや"の方が良かったかな -
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曇り空のもと、当てもなくふらふらと道を行くさなか、ふと思う
まるで主人を求めて彷徨う狗のようだ、と
少なくとも今は自宅があり、家人もある
それでも、何かの拍子に"ふっ"と彷徨い歩き道端で野垂れ死ぬ様を想う。
自身のうちにある狗は、常に彷徨っていてひと所に腰を落ち着けることがない。
いまの『私』は"ここ"にあるが、彷徨う狗はいづこにでも去ることができる。
私はそれが少しうらやましい。 -
下ゆきすがら
思う道
何処へと去る
彷徨える狗