• pkdcRu6月9日
    小学生の同級生にお寺のAさんという子がいた。
    Aさんが風邪で休んだ時、学級委員のBさんと私がプリントを届けに行った。
    Aさんは外でお地蔵さんに手を合わせていた。
    寝てなくていいの?と私とBは同時に言ったけど、Bはずる休みとでも言いたそうだった。
    Aさんは、夢にここを拠り所にしたいろいろな霊が出てきて、拝んでくれと頼むので毎日拝んでいると教えてくれた。
    でも見様見真似で私たちが拝むのはやめたろうがいいと。
    Bはその帰り道で「Aキモいよね」。
    Bはいつもいじめる相手を探していたと思う。
    このことをBがクラスじゅうに言いふらすと、途端に同級生の怪我が増えた。
    Bの家では熱帯魚が全てしんだ。
    BはAさんの呪いだと言いふらし、Aさんは不登校に。
    そのすぐ後、Bは学校の階段から落ちて永久歯の前歯など八本が欠けてしまい、恥ずかしくて滅多に喋らなくなった。
    落ちる瞬間を見た子は、まるで誰かに放り投げられたように見えたと言っていた。
    お喋りへの罰だったのかもしれない。
返信の受付は終了いたしました。