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別にレミリアと自分で自分を優先したからエミが悪、というのではなくて、エミは聖女でも女神でもなく、他人と自分なら自分選びつつそのことに言い訳をする人間らしい狡さもあったよねって感じ。
世界の救済かかってるのに原作開始前に攻略対象キャラから愛されるという星の乙女の立場を奪ったりその攻略対象キャラたちの成長の機会を潰してたり、作中で言われるほど思慮深くも優しくもない。優しいのかもしれないけど遅効性の毒みたいなたちの悪い優しさでしょ。
なのにそのことを全く指摘されず最後まで優しく綺麗で眩しい聖域みたいに扱うから個人的にエミへの心象が一番悪かった。
責任を取らないし自分のやったことに向き合わない甘えたキャラクターだと思う。 -
レミリアたんを幸せにするとは言ってたけど体を返す努力もせず、レミリア=私(エミ)のままで物語が進むから「幸せに〜」云々は存在を乗っ取った罪悪感を誤魔化す建前にしか思えなかった。結局レミリアの人生と自分の人生を天秤にかけて自分を優先する程度にしかレミリアのことを愛しておらず、悪役令嬢の容姿・立場・才能を使って幸せになりたかっただけなんじゃないの。
別にレミリアが好きなわけではないけど冒頭のあの場面、洗脳してるようにしか見えなくて。愛されなかった子どもがエミの人生見ただけで親への執着捨てるところとか特に。エミの人生を体感したところで愛されてたのはエミでレミリアではないだろうに。