この国に興味を持ち、好きになり、第二の故郷と定めて大変な努力を重ねた末に国籍を取得した人までをも「帰化人」なんて呼んで十把一絡げに貶めないでほしい。
どんな思いを抱いて親兄弟とは国籍を異にする決意に至ったかなんて、他人には分からない。
貶め傷つけた後で「ゴメンゴメン間違えた、貴方はいい帰化人です」なんて謝ったって遅い。
だから最初から、誰に対してもそういう言葉は使わないでほしい。
彼らにとって『日本（と日本人）＝推し』なんだ、ある日いきなり推しから身に覚えのない非難と軽蔑を受ける気持ちを想像してみて、と言えば少しは理解してもらえるだろうか。

こんな小学校の国語の先生みたいな事、大の大人に向かってわざわざ言って諫めないといけないって、どういう世の中？