現在(しかも割と最近)、壊されていますが私が学生の頃から不自然な場所に建っている不気味な空き家があって、誰もいない筈なのに蛍光灯の豆電球だけ点いているとかふざけ半分で肝試しをしに入った子どもらが皆もどって来れたのは良かったけれど精神崩壊してしまったとか噂されていたんです。
自分にとって何より一番怖かったのは「そんな噂話を信じるなんて…！」と叱ったり笑い飛ばせる筈の大人達がこの家の話題になると口をつぐんでいた事。
ちなみにこの家がある地域で一時期働いていた母も
「ああ～…あの家は何かいわく付きだったみたいね～」
とｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ言っていた記憶が。