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母の話は姉が結婚して家を出ていったときの話です。
姉が家を出たその夜、母がコーヒーを飲みながら言いました。
「◯◯(私)ちゃん、お姉ちゃんがな、部屋使ってもいいって言ってたけど、カーテンは開けたらダメだからね。」
ぎょっとしてなぜか、と尋ねると
「昔お姉ちゃん1人で寝られんかった日あるでしょ? あのときおばあちゃん、タヌキだから大丈夫だって言ってたけど、お母さん違う気がするの。」
「サッシの外の部分、丸い小さい、白い痕がたくさんついててね……お姉ちゃん気づかなかったから言わなかったけど、◯◯ちゃんには話しておこうと思って。」
とのこと。
オチはないですが早めに家を出たくなりました…… -
まず前提の話から書きます。
昔、私が小学校に入学するのを期に現在の我が家に引っ越した頃、姉は引っ越して初めての夜から、自分の部屋で寝るのを渋り両親の部屋で寝ていた時期がありました。
姉曰く、「窓の外から声がする」とのこと。
そのことを祖母にも話すと、姉をその部屋に連れていき「あれはタヌキだから怖くないよ」と諭したことで落ち着き、姉は自室で寝られるようになりました。
続きます。