ターゲット層に入っていないだけだとは思うけど、このゲーム合わないかもと思い始めてる。
綺麗な顔の執事たちが優しい言葉をかけてくれて仕事終わりとかには随分救われてはきたけど、主を慕う背景が腑に落ちず、甘い言葉で慰められても元気は出ないというか、一人の大人としては見られていないよなという気分にさせられる。
執事たちが確固とした行動理念があるわけでもなく、長命故の老獪さも賢さも聡明さもあまり感じられず残念に思う。
私はそういう人たちにあなたはまだ未熟だけど頑張っているのを知っていると言われたかった。甘い囁きで慰められたかったわけじゃない。

貴族社会で疎まれながらも彼らの美学に従って知略と計略を尽くす様が見たかった。
主は未熟ながらも彼らを統率し、経験と知識のある人達に揉まれて信頼関係を築き、執事を従えるに値する人間性を手に入れる話を読みたかった。
そんなシナリオを書くならライターを雇わなきゃいけないだろうし難しいのはわかってはいるけれど。