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虚構ったー
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X/QKa4
13時間
きっかけは夜の学校に友達と面白半分に遊びに入った事だった
廊下とは違う暗い道に迷い込むといつの間にか帰れなくなっていた
そして異次元というものが本当にある事を知った
誰にも出会う事のない世界で生き延びる事だけを考える、気が狂いそうな長い年月の始まりでもあった
薄暗く広がる世界で使えそうな物を見つける度袋に入れる。大昔に友達と遊んだRPGのように
とうとう人間には出会えなかったが、今はこの次元に生息していた赤い鼻の動物が懐いて着いてきてくれている
諦めず帰る方法を探しているが身体に老齢を感じる程の時が経っても未だにこの希望が叶う事がない
歩き回ると人の街らしき灯が見えてくるものもあるのに、硝子の壁に隔てられるように何故だかそこに辿り着かず再び闇の中に戻って来てしまう
だが今日は確かに街に子供が居る光景を見る事ができた
子供は嬉しそうに手を振っていたが、何だったのだろう
廊下とは違う暗い道に迷い込むといつの間にか帰れなくなっていた
そして異次元というものが本当にある事を知った
誰にも出会う事のない世界で生き延びる事だけを考える、気が狂いそうな長い年月の始まりでもあった
薄暗く広がる世界で使えそうな物を見つける度袋に入れる。大昔に友達と遊んだRPGのように
とうとう人間には出会えなかったが、今はこの次元に生息していた赤い鼻の動物が懐いて着いてきてくれている
諦めず帰る方法を探しているが身体に老齢を感じる程の時が経っても未だにこの希望が叶う事がない
歩き回ると人の街らしき灯が見えてくるものもあるのに、硝子の壁に隔てられるように何故だかそこに辿り着かず再び闇の中に戻って来てしまう
だが今日は確かに街に子供が居る光景を見る事ができた
子供は嬉しそうに手を振っていたが、何だったのだろう