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彼とは高1の秋から話していなかった。今更アタックするのは厳しいだろうと思ってもいた。一度振られているわけだし。
高2の秋、私は色々あって精神を病み、加えて腕の骨を軽く折った。まさに泣きっ面に蜂。
急に彼からLINEが来た。ほぼ1年ぶりだった。
ぽつりぽつりと30分ほど会話をした。
怪我の心配と、これからまた声をかけてもいいかという内容だった。
とても嬉しかった。こんな幸せなことが起こるならあと骨を数本ほど折ろうと考えた。本気で。
その後、彼は私が病んでいることを勘づいたようで、親身に相談に乗ってくれた。中学の時に戻ったようだった。中学の時のとき私が居なかったらあんなに楽しくなかったと言われて、本気で泣いた。
それから彼とはたまに一緒に登校したり帰ったりするようになった。たった十分足らずの道だったが楽しくて楽しくてしょうがなかった。 -
中学の時はそれこそずっと一緒にいたし仲良しだった。私が具合悪そうだと頼らせてくれて、人に頼るのが苦手な私は本当にそれが救いだったんだ。
卒業式の日に告白をした。返事は微笑まれただけだった。その顔を今でも鮮明に覚えている。
高校生になって高校が離れてかなり疎遠になった。
駅でたまーに顔を見かけて、少し話をする程度の関係性。告白をしたにも関わらず、彼はあのときと変わらなかった。
そんなとき部活の先輩を好きになりかけた。けれど、電車に乗るとその人をどうしても探してしまう。
その先輩はそのうちにほかの女性と付き合った。
他にも高校生活の中でたくさん恋愛をするチャンスはあった。けれどどうしてもその人が頭をちらついてしまう。こんな状態じゃ不誠実だろうと思って恋愛するのを諦めた。