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黒豆を煮る鍋の音で目が覚めた12月30日
時計を見ると10時を回っている。
もそもそと布団から這い出て起き上がり「何か手伝おうか」と声をかける。
相方からの返事は「とりあえず着替えたら?」であった。
あらためて自身の姿を見れば掻巻に身を包み、厚手の腹巻きをし、同じく厚手の股引きに靴下という昆布巻きもかくやという出たちである。
(もともと私は──見た目に反して──あまり身体が丈夫なほうではない)
これでは動きにくいし、かえって邪魔になってしまうので言われた通り"ささっ"と着替えてから料理をはこぶのを手伝った。
『昆布巻きのまま、はこぶのも洒落が効いていておもしろいかもしれないな』そんな話 -
煮る鍋の音
ゴトゴトと
夢より覚めし
我はこぶまき