• 学生の頃の話です。
    父から部屋を譲ってもらって、とうとう家の2階で一人部屋デビュー!好きな物はここに置いて、あそこにこのポスターを飾って、などと楽しんでいたら
    「ガチャガチャガチャガチャ!」
    と異様なスピードで部屋の取っ手形のドアノブが上下に動き始めました。時間にして約1分程だったと思います。
    その時、家の2階には私しかいませんでした。

    後日、父親が浮気していることが発覚。
    自称霊能者の方にこの現象を話すと、浮気相手の生霊だとのこと。
    「部屋にあなたのお父様がいると勘違いして、部屋を開けるように催促してたのね。いつまでも都合のいいこと言ってないで、早く妻と別れろ!開けろ!話を聞かせろ!っていう気持ちがドアノブを動かしてた」
    ということでした。
    なお、父親はさらにこの後年、脳梗塞により半身不随となってしまい、浮気相手の女は逃げてしまいました。もちろん奇妙な現象はこれっきりです。

    生きてる人間ってこええな、というお話でした。お粗末さまでした!
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