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事故が起きたのは2019年10月。冬の富士登山の様子をニコ生で配信していた生主が山頂付近を歩いていたら「滑る！」の言葉と共に滑落。標高約3000mの地点で発見されたご遺体は、男女の判別もできないほど損傷していたそうです。
その配信は今でも動画サイトに転載され、生主のツイッターアカウントは鍵垢のまま残されています。…こうして投稿しておいて言うことではないのですが、この事故、愚かな死を遂げた人に贈られるというダーウィン賞を受賞しており、さすがに不謹慎すぎると批判されていたようです。
ニコニコ大百科にこの事故の記事が専門家の発言も掲載しつつ詳細に書かれているので、あわせてご覧ください。
ttps://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%83%8B%E3%82%B3%E7%94%9F%E4%B8%BB%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%B1%B1%E6%BB%91%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85 -
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この事故、当時は大々的に報道され、ネットでは自己顕示欲にまみれた間抜けな配信者…みたいに批判する人も多かったのですが、その配信者がステージ4の癌を患っていたこと、10年ほど司法試験にチャレンジするも落ち続け、心が折れてしまい試験仲間と疎遠になっていたこと。ほんの数名のリスナーのために配信を続け、長い間交流していたことまで知っている方は少ないと思われます。というか私も知らなかったです…。
NHKのクローズアップ現代が彼についての特集を組んでおり、その一部が書き起こされ公開されています。交流を続けていたリスナーや、いわゆる過疎配信の配信者への簡単なインタビュー、彼の配信のスクショなど、さすがNHKと唸らされるボリューム。ちょっと文章量が多いですが、こちらも是非ご覧ください。
ttps://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4365/index.html -
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…で、オカルトに結びつけると、滑落配信に「こっちに来ないで」「こっちに来い」という声が入ってる！という話があり、声の主は富士山を漂う怨霊…ではなく、単なる風の音と配信者の声がそう聞こえるだけと解明されています。「たまたま声に聞こえる音程で風が吹いたのも、偶然だけど運命的な何かを感じる」とは滑落事故スレに残されたレスですが、そう言われると何とも切ないような怖いような気がしてきますね。
数年前から流行っているVtuberも、その人数は1万人を超えると言われていますが、華やかなのは上澄みだけで、彼のように過疎配信なVも多いみたいですね…。バーチャルだから生身の事故に直結する配信はなさそうですが…。
…ちなみに、現在のニコ生は有名配信者の芸能界入りやらYou Tubeへの移動やらで人が減りに減ってなかなか過疎っているようで、その代わりに物凄く先鋭化し、初期のニコニコに戻った！とも言われています。気になる方は覗いてみてはいかがでしょうか。 -
そして、ほとんど私の投稿ばかりですが、怖めの自作小説でも、映画や漫画の紹介でも、長文でも短文でも、お気軽にご投稿くださいませ…！主が連投しすぎで投稿しづらいかもしれませんが、お待ちしております…！
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