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地人が最初の異変に気がついたのは、とある外注企業の代表が朝礼に参加し始めた頃との事だった
最初の印象はとても感じの良い人であった
エフェクトをかけていない自宅であろう背景はとても清潔感のある白い漆喰の壁に合わせた北欧風インテリアが素敵に感じたそうだ
そう、最新は「良い」印象だったらしい
しかし…その印象は日を追うにつれ、朝会の参加者を変化させた
最初に知人が気が付いたのはその代表(以降Aさんとする)が参加し始めてから4日目、これが先月の後半だそうだ
Aさんの申し送りが終わってから暫くすると、Aさんの映像が一瞬だが酷く乱れるのだとの事
それだけならよく有る事だと思うのだが、知人は何故かそれが妙に不自然に感じたのだそうだ
(続く) -
裁量の上にリモートワークの知人の仕事環境を自分は羨ましく思っていた
知人も最初は自慢げに話していた
それなのに知人が今の仕事を始めたのは半年前からだったが、辞めたいと言い出したのは先月の半ば辺りからであった
知人の仕事では、WEBカメラを使用した朝の朝礼があるのだそうだ
最初は少ない人数だったそうだが、先月の頭に外注の企業の人達も朝の朝礼に参加する事になったのだそうだ
「最初は特に何もなかったんだよ
いや、最初からあったのかもしれないけど自分が気が付いたのは先月の後半からかな?」
この言い出しで大体想像がついた
しかし、ここで聞きたくないとは言えず黙って知事の話を聞き続けた
とはいえ今更ながら正直に言うと
「聞かなければ良かった」
何故に聞いてしまったのだろう…
(続く)