• 千早茜さん 「透明な夜の香り」

    とても敏感な鼻を持つ調香師と、その調香師が住んでいる屋敷で召使い的なアルバイトをしている女性の話。
    個人的に本って続きが気になってたまらなくて、その勢いのまま最後まで読むことが多いものだと思うんだけど、この本は違う。最後に近づくにつれて、いつまでもこの世界観に浸っていたくなる。とにかく描写が美しくて、何回だって読み返したくなる。キャラクターもとても素敵だし、読んでいるうちに自分もその屋敷の住人になったような錯覚を得られる。
    説明力がなくて、この本の魅力を伝え切れないのが残念なんだけど、もしもこの本を見かける機会があったら是非手に取って読んで欲しい……!!
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  • 透明な夜の香り、大好きです!図書館で借りて読んだんですけど買って手元に置きたいと思う数少ない本でした。描写が本当に美しくて、読み進める手が止まらないのに読み終わるのがもったいなくて葛藤しながら読んでました。続編の書籍化も楽しみです。
  • 私もこの作品が好きです。もともと千早茜さんの本は好きだったけど、これはまた特に。