• 『そして誰もいなくなった』で有名なアガサ・クリスティーだけど、それ以外も素晴らしいから読まないの勿体ない!!

    『謎のクィン氏』(短編集)
    この短編集の中で『海から来た男』と『翼の折れた鳥』を特に勧めたい。
    タヒは終わりだと思ってる人に読んでほしいな。クィン氏シリーズを読むと良い意味でタヒぬのが怖くなくなる。それが主題ではないはずだが、人生の終わりに希望が見えてくる。私の語彙力だと良さを伝えきれないよ。

    『五匹の子豚』(長編)
    犯人の最後の台詞が印象に残る作品。それだけでも読む価値あり。誰かを●ろすということはどういうことなのか…。深い。

    『杉の柩』(長編)
    報われない恋で苦しんでる女性におすすめ。クリスティーは女性心理を書くのが上手い。

    『終わりなき夜に生れつく』(長編)
    “明けない夜はない”という前提がひっくり返る悲しい話。終わりなき夜に生まれつく人間もいる。ただ夜の意味が貴方の想像してたのと違うかもしれない。
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  • スレ主(hED4cf)2023年4月28日
    推理物以外も書いとく

    『マン島の黄金』(短編集)に収録されてる『夢の家』と『崖っぷち』
    どちらも違う種類の物だけど人間の狂気が書かれてる。後者は“感じのいい人”の闇に戦慄する。

    あとクリスティーってどこか上品な薫りがして俗世間を忘れられるのも、一つの魅力だと思う。

    長文失礼しました。