• 三日月の鞘から舞うように剣を抜き、
    あの月明かりの当たる小枝を切り落とせ。
    涼やかに揺れる銀色の葉を折り祈るのだ。
    臓物と五穀が、届きますようにと。
    空を飛ぶあの鳥が先導するだろう。
    其方の仮面の下はいまどんな顔をしている。其方の生気を感じたい。絹や仮面では内側の色が見えぬ。
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