返信先: @IeFNKGさん 13,872人の勇者の神秘的な力が解き放たれた！

大守護神ミグネの周囲を取り囲んでいた冥府の邪悪な魔物たちが一掃され、静寂が戻った。清らかな光が放たれ、神聖な雰囲気が広がった。

三人の守り神が大守護神のもとに駆け寄り、その姿を見つめる勇者たちの目には安堵の輝きが宿っていた。大守護神は深い感謝の言葉を述べた後、思いがけない言葉を口にした。

「お主たちには、かつての懐かしい面影を感じる。お主たちはいったい何者なんだ？」

勇者たちは、自分たちが時代を超えてつながる勇者の血を引く者たちであることを告げた。大守護神は納得の表情を浮かべた。

「なるほど、そうか。お主たちに感じる懐かしさは、かつての勇者コーブの面影ということだな。実はな、彼はわらわの最も優れた弟子だった。彼が魔界に堕ちたと聞いたときは、とても落胆したが、お主たちがその意志を継いでいたとはな。」

大守護神は続ける。

「お主たちなら、大神籠石の異変に立ち向かえるだろう。すべての元凶は、大神籠石に宿った、人間界から迷い込んだ一つの思念体だ。その力は、神々が考える以上に巨大だ。君たちのような節度ある召喚ではなく、大神籠石の力を乱用して無限の召喚を行っている。それによって力が暴走してしまったのだ。思念体を打ち倒し、神聖なるこの世界を救ってほしい。」

勇者たちは黙然と頷いた。そして、彼らはやがて大神籠石の所在を突き止める。その場所で、一つの思念体の欲望が渦巻いているのが見えた。思念体は、勇者たちの存在に気づくと同時に、最終決戦の幕が上がったのだった──。

──しかし、その瞬間、勇者たちの心に不気味な声が響き渡った。

「創造神め、勇者たちをこの神聖な領域に招いたのか。無駄な闘いだ。私の力は大神籠石と一体だ。元の世界に帰すなど、容易なことだ」

その声に続いて、激しい頭痛が勇者たちを襲う。次の瞬間、彼らの自我は崩れ去り、周囲の世界を理解することさえできなくなってしまった。巨大な力の前に無力であることを痛感し、ただ時の流れだけが静かに過ぎ去っていった。