• 「明日世界が終わるなら」
    同じお題を元に、複数の作家が書いた短編を1冊にした本。
    作家ごとに異なる個性が光る、いい作品だった。
    明日世界が終わるなら、最後は好きなことしてやろう、ってはっちゃけて満足に世界が終わることもあれば、明日世界が終わるから、やりたいことやるぞー!ってしっちゃかめっちゃかした結果、「実は世界、終わりません」って告げられて頭を抱えるオチが着いてたりもする。
    明日世界が終わるとしても、変える勇気を持てないままやるせなく全てを終えていたり、終わらせない、自分が明日を続けていく!俺たちの戦いはこれからだENDもあったり。
    普段とは作風がガラッと変わる作家もいて、その違いを楽しむのも面白いと思う。
    気軽にサクッと小説を読みたい人にオススメ。
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