• ツバあげで時々見かける「ぼくだって男なんですよ」ってツバサに言わせる奴、好きじゃない。これを言わせる場面が日常なら、男女の役割期待やステレオタイプが前提になった発言だし、無理やり押し倒す場面なら、相手の女性キャラを自立した立派な一人の人格と見做さない発言。いずれにせよ、「自立した女の子」の活躍を描いたプリキュアという作品に、「大切なものを守りたい思いは女も男も関係ない」という理由で誕生した男子プリキュアが言うには、似つかわしくない台詞だと思う。

    ツバあげアンソロ「ぼくだって男なんですよ」を企画したい、という話題が盛り上がった時は、正直、吐き気がした。