OK
  • 同じタイトルの曲でも、昔と今とでは中身の出来が全然ちがう。

    私は普段ラジオを聞かないけど、ガソリンスタンドの待合にはラジオがかかっていて、聞きたくもないのに耳に入ってくる状態だった。
    その時ラジオでは「返事は要らない」という曲を男性ボーカル(?)がPRしていたんだけど、「歌詞を聞いてください、手紙を書くような気持ちで書いた歌詞を是非…」とクドいくらい繰り返していた。

    私の中で「返事は要らない」という曲は、ユーミンの「♪この手紙が届く頃にはここにいないかもしれない」という歌詞で始まる曲が既に存在しているため、
    そんなつもりもないのに比較対象として頭のなかに立ち上がった状態で、ラジオから流れてくる同名の曲に注意を向けてしまった。

    当然ながら失望させられ、わずかにでもその曲に注いでしまった意識を勿体無く感じた(ついでに声も今ありがちな“変につくった声”)。

    今後おうたを作る人は、せめて昔の歌とタイトルが被らないようにしたほうが身のためだと思う。