もうすっかり夏でござるな

拙宅で草履など履いておる。家族はすりっぱなるものを履いておるが。
忍者のようにのぅ、気配消してススス…と歩きたいものじゃが、草履はちと音が出るのじゃ。
しかし鼻緒がキモチよいぞ！

あっ、そこの通りすがりのお侍さん聞いてくだせぇよ。
お天道さんの奴ぁー、俺ら町民を火炙りにしようとしてやがるに違いねぇんだ。
瓦版で来週の温度、見ましたかい？
最高気温が31度〜35度って、こりゃあもう引っ捕らえて水浴びさせなきゃなんねぇんじゃねぇかい？

拙者、その辺の適当な箱売り氷菓に塩を振り食すのを好む者也。
そこに麦茶を添えるのがよい。

見ず知らずの人の為に氏ねる名も無き侍でありたいでござる
剣は握らずとも、この志は握りしめて離したくないでござる

虫が怖ぅて夕刻から雨戸をピシャリと閉じておるが、部屋の中がムシムシでござる。

浪人となり幾年月、拙者そろそろ仕官を考えねばならぬ
親類縁者もない身、我が身ひとつで召し抱えてくれる所はあるだろうか

いくら梅雨とて、この湿気はどうにかなりませんかのう。
まげから阿保毛が飛び出てかなわんでござる。

飼い猫が飯を喰わぬ…
お前が飯を喰わぬと、某は仕事が手につかぬのだ。
ささ、喰うでござるよ？
ほれ。たま。ねこまんまでござるぞ？

↖今日の昼餉でござる。

昨晩、黒装束の忍びに襲来された者でござる。
忍返しにと、ごいすーなる噴霧器と、発見時に捕らえるための凍結用噴霧器を用立てた。
昼間に家の周りと窓や扉全てに吹きかけたのだが、某は生粋の小心者である。

暗くなってからの戸締まりは危険であると思い、明るい時分に戸締まりを行い、明るくせねばひょこりと出てくるとの助言に従い部屋の電気を全て点灯。

更に部屋を寒うするために冷却器を点け、換気扇も回しておる。

忍び返しには銭がかかりすぎる…
貧乏侍には堪えるでござる…

でも、もう会いとうないのでござるよ…
震えて夜を過ごすのはもう御免なのでござるよ…
（（（（（（（（( TДT)）））））桃太郎侍様〜お助けを〜

先程館に黒装束の忍びの者が出たでござる…
五糎ほどの巨大な輩にござった…
睨み合いを続け、情けない事に涙目になりながら闘ったでござる。
無縁だぁを振り掛け、弱った所に百均にて求めた吸い取り棒で仕留めたり。
戸建て一年目の洗礼はいささか心の臓に悪うござった……
もう会いとうない…

外は暑いとのことでござるが、拙者の職場は非常に寒く、拙者は一人で上着を着込み、ひざ掛けまでかけているでござる。
外に出ると暑いので感覚が狂うでござる。何を着れば良いのでござるか…

拙者多汗症ゆえ、一年の半分以上無様な脇を晒しておったがこの度汗を止める注射を受け申した。
これがまたとんでもない痛さであったが灰色の着物を着られると思うと心が躍りまする！

おっ、御館様っ！
僭越ながら申し上げまするっ！
昨今は電気代が高騰しております故、ご不浄を使われた後は消灯を徹底して頂きたく…
我ら下級武士は身の丈に合わせた暮らしをせねば、お上からの年貢の催促が厳しゅうてなりませぬ…

大喜利ったーを見ておった次第だが、時代を越えて今のこの世にやってきた侍が、江戸の都のあの｢すかいつりい｣なるものを見たらば何と申すかという題目が出ておるよ。
武士としてこれはと思い、つい乗っかってしまったわ。ふ、あそこの者は皆いつも粋な答えを考えつくものでござるな。

↖（忍者が変装しています）

お侍はん、良いお湿りどすなあ

アイスティーに氷をンゴロンゴロ入れて楽しむ季節到来！拙者タンザニアに国立公園の視察にまいったゆえ、ついつい口走り申す。ンから始まる単語で気に入っておる次第。アイスティーは善きものでござる。