また逃げて来てしまいました神様もそろそろ呆れていますでしょうか

素のままで蒸した人参の甘さを教えてくれた百均グッズ

（保守）きみもきみも生きていなさい六月はエンドロールのように駆け足/加藤治郎

大雨の予報が出ても「気をつけて」声かけのみで仕事休めず

明ける夜 雲間は見えず 紫陽花の
色も知らない 雨の足音

悲しみが　空にたまって　落ちてきて
気分が落ち込む　雨の一日

まばたきで　5月は過去に　なりにけり

気がつけば梅雨の入りぐち沿道の紫陽花も咲く準備をしてる

焦げついたホットケーキを裏返し月の裏側もこうだと思う

特に何もせずに過ごした日曜の罪滅ぼしの腹筋10回

短歌ったー知って過去ログ読み耽る　ないけど俳句の方も好きです

五月病という言葉に救われるわたしだけではなくてよかった

五月晴れベランダに干すTシャツの風にはためく眩しい白さ

運命はたぶんあるけど幸せな出来事ばかりが運命じゃない

言葉には言葉以上の意味はなく　さよならと言えばさよならだった

春を待つ気持ちのままに夏がくる
まださよならも言えてないのに

自分にも嘘をつけるなネットなら　毎日楽しいふりをしている

牛乳を飲むと頭の片隅に思い出される居残り給食

「淡」の字を手書きする時水の中ゆらめいている炎を想う

頭まで布団をかぶって目を閉じてしとしとと降る雨音を聞く