しりとりで小説作ったー

2022年7月9日に作成 #ネタ
しりとりで小説を作りましょう!
多少話に整合性が取れなくても大丈夫!気軽にどうぞ!

NGは中傷など倫理に悖るもの
その他しりとりのルールに則っていないものや、単語のみもNGです
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  • ニッと顔を見合わせて彼らは笑う。
    「ビーナスとは昔から友達!って気分だ」と高田が言った。
  • 「全速力で走ったし、さらに美味しく感じそうだな!楽しみだ」と高田。
    あれ。でも、宿の飯が美味しいとか、酒場は常連って感じだったし、ビーナスはずっとこの世界にいるのか?
  • 「う、うるさいな」と高田はビーナスを優しく叩く。
    「まぁ、でも高田。あの時も言ったけど、名前つけてくれてありがと」と微笑む。
  • 「トリックスターなんてあいつらの付けた勝手な二つ名。それともそういう役割を望んでいるのかもしれないけどね。それにしても、ビーナスって付ける高田のセンスもちょっとどうかと思うけどな」と言って笑う。
  • 「なぁ、そういえばビーナス。さっき、お前…トリックスターとか言われてたよな?それってなんだ?」と高田はビーナスを見ながら聞くと、
  • 「すべて、この世界のすべてにハルカが遍在している。個体としての記憶を少しでも持っているのは、高田くらいかもしれないな」
  • 食い気味のような声のトーンの高田はこう言った。
    「ビーナス、お前さ少年にしては手首ほっそいな!ちゃんと食べてる?」と。
  • 「このまま逃げよう」と高田はビーナスの手首を掴みとる時、彼に対してあることに気がつく。
  • 高田の中で何かが切れた音がした。マッシュ男の腕を掴み、そのまま背負い投げる。いつかの棍棒男のように、地面に叩き付けられるマッシュ男。
  • 「うるさい、黙れ!」と癇癪を起こした子どものように、マッシュヘアの男はビーナスを殴る。
    殴られたところを押さえながら、ビーナスは言う。「くはは…!口があるのに手を出すとは滑稽だな、あんた」
  • 「だが、お前達はハルカを機械に繋いでその尊厳を奪った。意志さえも!
     神を造ると戯言をぬかして……」
    ビーナスが激しくマッシュルームを睨む。
  • 寝耳に水、とはまさにこのことかもしれない。
    高田と呼ばれているが、自分は瑠璃って人なのか?なら、初恋の女性であるハルカは誰だ?
  • 爛々と目をギラつかせたマッシュルーム男が言う。
    「瑠璃には自分の意志で戻ってきて欲しかった。器は何度破損しても代わりがあるが……」
    高田をちらりと見る。
    「魂、その意志ばかりはどうしようもないからね」
  • ゾッとする高田。なぜなら、あいつの手には銃が。
    しかしビーナスは「くはは!」と笑い、こう言った。
    「撃つ瞬間なんて、たくさんあったのにね?なんで今更…」
  • 「詰めが甘いな。お前は所詮、"成り損ない"だ」
    マッシュルームがビーナスを嘲って言った。
    「さあ、瑠璃。我々のもとに戻ろう」