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しりとりで小説作ったー
しりとりで小説作ったー
2022年7月9日に作成
#ネタ
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しりとりで小説を作りましょう!
多少話に整合性が取れなくても大丈夫!気軽にどうぞ!
NGは中傷など倫理に悖るもの
その他しりとりのルールに則っていないものや、単語のみもNGです
#しりとり
#小説
このTterはアーカイブのみ閲覧できます
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q7QSpP
2022年7月12日
だが、その時。
先ほどの人物とは違う、マッシュルーム頭の男がビーナスの背後にぬっと立つ。
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unOyR9
2022年7月12日
「せっかくだが、俺には何も浮かばない。まったくこの世界の事を知らないのを、知っているだろう?」。ビーナスは吹き出して言う。「そりゃそうだ」
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eVwjLe
2022年7月12日
石畳の裏路地まで駆けてきて、二人はやっと一息ついた。
まだ息を切らしながら、ビーナスがくつくつ笑っている。
「これからどうする。キノコたちも黙ってはいないだろう」
高田は次なる策に頭を巡らせ、
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gs4Te/
2022年7月12日
ニコッと笑うビーナスの顔は幼い。
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O09AAs
2022年7月12日
すぐに彼のレモン色の髪を目指して後を追うが、派手に転ぶ。
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ErM/GG
2022年7月12日
しばし金色の炭酸で喉を潤していると、マッシュルーム頭の男が来て、酒場の入口から中の様子を伺い始める。「高田、こういう時どうするべきただと思う?」と、ビーナス、いかなり駆け出す
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aFy411
2022年7月12日
「過去は過去さ。言ったろ? "道は己で開け"って」
ビーナスは酒場の前まで来ると、ドアの外から顔見知りのウェイターを呼びつけた。
煙草をひと箱渡してやると、ウェイターは店の中からビール瓶を2本持って出てくる。
それを受け取り、ビーナスは高田と共に通りの物陰に身を隠し、
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X7BC8M
2022年7月12日
「ラン、ランララ、ラララ♪」と上機嫌なビーナス。あの酒場へ足取り軽く向かう。高田は辺りを警戒している。ゾンビと呼ばれる流浪民はみな暗い目をしている。「本当に大丈夫なのか?」
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7sgAY8
2022年7月12日
だって同じことは二度繰り返さない。俺達には"記憶"があるから──
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Sx0zBF
2022年7月12日
鍵を持っていない方の手で、高田の頬を軽くつねる。
「もちろん覚えてる。でも、大丈夫だよ、高田。」
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Luio2u
2022年7月12日
「レッツゴー!……って、何だよ。どけよタカダ」と不満そうに呟くビーナス。高田は扉の前で両手を広げていた。
「さっきの爆発、お前も覚えてるんだろ?またあんな危険なところに行くのか?」
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uflD9e
2022年7月12日
「くだらねえこと気にするんなよ。荷物置いたら飲みに行くぞ」とビーナス。高田の頭には酒場の爆発が思い起こされ……
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2nWHaV
2022年7月12日
すんなりと部屋の鍵を渡す受付の人物。
「大丈夫なのか?ツケなんかにして」と高田は小声でビーナスに聞く。
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SU.x8S
2022年7月12日
ルルイエ通りはゾンビタウンいちの大通りだ。
毎夜ゾンビたちで賑わうホットスポットだが、
まだ日の高いうちは閑散としている。
ビーナスは馴染みの宿屋まで高田を案内し、
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w3vvcy
2022年7月12日
「理由もなしに何でビーナスは俺を助けるんだ?」と呟く。考えるなと言われたが気になる。
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9GeE5L
2022年7月12日
「とにかく今は休むんだ。余計なことは考えるな。ほら、街が見えてきた」。夕闇にゾンビタウンのネオンの灯り。
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zqs3Z1
2022年7月12日
高田は言った。「俺はここから出れるのか?」と。
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V6y4gO
2022年7月12日
ドドドドドド……
軽快なリズムで飛空艇のエンジンが歌う。
ビーナスはレモン色の髪を風になびかせながら、複雑な表情で笑った。
「そうも言えるし、そうでないとも言える……。とにかく今は、俺たちと来てくれてありがとう、高田」
濡れた青い瞳が青空に映えた。
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先ほどの人物とは違う、マッシュルーム頭の男がビーナスの背後にぬっと立つ。
まだ息を切らしながら、ビーナスがくつくつ笑っている。
「これからどうする。キノコたちも黙ってはいないだろう」
高田は次なる策に頭を巡らせ、
ビーナスは酒場の前まで来ると、ドアの外から顔見知りのウェイターを呼びつけた。
煙草をひと箱渡してやると、ウェイターは店の中からビール瓶を2本持って出てくる。
それを受け取り、ビーナスは高田と共に通りの物陰に身を隠し、
「もちろん覚えてる。でも、大丈夫だよ、高田。」
「さっきの爆発、お前も覚えてるんだろ?またあんな危険なところに行くのか?」
「大丈夫なのか?ツケなんかにして」と高田は小声でビーナスに聞く。
毎夜ゾンビたちで賑わうホットスポットだが、
まだ日の高いうちは閑散としている。
ビーナスは馴染みの宿屋まで高田を案内し、
軽快なリズムで飛空艇のエンジンが歌う。
ビーナスはレモン色の髪を風になびかせながら、複雑な表情で笑った。
「そうも言えるし、そうでないとも言える……。とにかく今は、俺たちと来てくれてありがとう、高田」
濡れた青い瞳が青空に映えた。