恋愛ができる人と話してると、間にある越えられない壁というか、人類理解し合うなんて無理なんだという思いを抱かずにはいられない。
その時何が問題って、人の恋愛感情なんてお互いにどうでもいいにすればいいのに、恋愛脳の向かうが干渉してくること。

アイドルや二次元キャラの推し活って恋心や性的惹かれに近いものが原動力になりやすい（個人の考え）から我を失うほど熱中できなくてつらい
もちろん恋愛対象外の性別•属性相手やAロマAセクでも推しはできるけど、もう少し客観視できるというか、穏やかな関わり方になる気がしてる
メンタル好調のときは健全で良い推し方だけど、辛い現実の麻酔にはなってくれない…

読んでた雑誌にモテ特集のページがあってげんなりした…モテたいとかそういう感情全然理解できないわ
世の中の人たちってそんなに異性からどう見られるか気にしてるの？異性受けより自分受けの方が絶対大事でしょ

SNSの嫌なところ　いきなり「性！！！！！！！！」みたいなグロイラスト(極端に誇張されてリアルではあり得ない感じの描写)が目に飛び込んでくるところ
恋と愛はそんな勢いではそこまで飛び込んでこない
広告漫画は「愛憎！！！！！！！！！」みたいなのがあってこれも苦手
そして万博フランス館、テーマそっちのけで「愛の国！！！！！！！！！ヴィトン買ってね」みたいな感じでこれもきつい

学生の頃に、友達少なかったりからかい対象にされがちな子同士を勝手にカップリングして影で噂話するってタイプのいじめが流行ってた時期があった。
それのトラウマで恋愛とかそういうものが無理になったのかもしれないって最近思ってる

恋愛すること前提になってる世の中が嫌いだ
みんながみんな恋愛するわけじゃないんだよ…カレーが好きな人もいれば嫌いな人もいる、それと同じなのに何でわからないんだろう
恋愛しないってだけで寂しい人と見なされ性格に問題があるとか決めつけられたりするからほんと最悪

「独身がペットを飼い始めたら終わり」って一昔前は特に言われていた印象だけど、今にしても意味わかんない概念だったなあ
ペットを飼うのって責任や経済的な問題はもちろんあるけど、それで救われる命があったり、一緒に楽しく暮らせるならそれはすごくいいことだと思うんだよね
恋愛して結婚しないだけで終わりのレッテルを貼られるほうが（そして貼ってもいいという風潮が）やばいだろと思っている

交際経験ないから喪女系のコンテンツ見てたこともあるけど、羨ましいリア充爆発しろ！私も愛されたかった！っていうノリだからちょっと馴染めないなって思った。
恋愛してる人を否定しないからもうほっといてくれという気分に近い…

どいつもこいつも愛だの恋だの馬鹿みたい
なんかもう恋愛してる人間がみんな気持ち悪く思えてくるよ…
こんな考えに陥ってる自分も嫌だ…

若干苦手意識はありつつも強い性嫌悪はないタイプだった。
でも段々と目に入る主に漫画広告の「強引な行為！性的な暴力！」だとか、例え強引さはなくても合意の上でも性的な作品広告が多すぎて嫌悪感が強くなってきた。よくホラーとかミステリ作品読むけどこのジャンルって割とそういう描写も多かったりするからそういうシーンが出てくるとどっと疲れる。

男性向けも女性向けも性的なコンテンツばかりで気持ち悪い。やっぱり見たくないのに目に入っていいような代物じゃないよ。

Aロマで検索すると上位に出る『「Aロマ」「Aセク」という自称』というnoteは有効なデータによる学術的分析はなく、A自認者をA子さんと呼称し女性特有の物だと決め付け、中二病扱いし、参考文献の内容を誤解して引用している差別的記事なので読まない方が良いです。フロム『愛するということ』は恋を強要する差別本ではなく、相手を知り尊重しようという人類愛を勧める本です…

流石に猫中心の小説アンソロジーなら恋愛至上主義はないだろうと思って読んでいたら「ペットに手を出したら終わり」「いい人いないの？」が出てきて心底うんざりした
勘弁してくれよ……恋愛小説でそういうのが出るのはまあまだわかるけど、何で動物を扱った小説でまでそんなん読まなくちゃいけないんだよ……まあこれを書いた人の作品はもう読まないよう回避できると思うことにするけど
やはりSFと歴史小説と小野不由美作品しか心から安心して読めない　

結婚するために生きてるんじゃ無いのに、なぜこの世は結婚前提で話が進むんだ。男ウケとか女ウケとかそういうの考えてばかりで楽しいのか

セイ嫌悪もあるので、なんか映画とかドラマとか見てて直球にベッドシーンが出てくると「ウッ」と気持ち悪くなるのと同じような感覚で、小説とかで登場人物の体のパーツにセイ的に惹かれてる描写が出てくると「ウッ」となる
他人にセイ的に惹かれるのが当たり前のように描かれていること、人間を瞬間的でもにセイ的に消費するのを良しとしている感覚を垣間見た気がして、凄まじい嫌悪感を煽られるんだと思う
感覚としては、一人の人間の意思を無視して平然と殴っているのを見てしまったようなショックがある
分かってもらえることはAセクである以上に少ないけど

某所で「人を好きになれないって言ってる奴は恋愛から逃げてるだけ」という書き込みを見たんだけどそういう問題じゃないんだよなぁ
逃げるもなにも好きっていう感情自体が無いんだよ…

推しがスキャンダルでたら「あーあ、やっぱりあなたもマジョリティ側の人間なんだね」って冷める…
清らかで尊くて天使で精霊みたいなイメージが一気に人間になった気がした
推しの心も行いも清くて美しいことに変わりないので天使の羽はもがれていないけど、人間に恋をして足を得たアリエルみたいになった気がした

「私は相手のことが大事だけど、それは私の内側の問題であって向こうの問題ではない。だから仮に自分がどれだけ相手を好きでなんか色々したとしても、それは自分のエゴのためにやってるからこそ、向こうから愛情を返されない場合があっても何らおかしいことではない」という感覚がある
なので「愛してるから」というだけで、強めの干渉がオッケーにされがちな現実の恋愛関係に忌避感を抱いてるんだと思う
仮に恋愛関係が「愛してる」「私も」で終わって、それ以上特に何もいらないしやらないような関係だったら、忌避感は抱かなかったかもしれない
個人的には恋愛に忌避感を抱いても抱かなくても、自分と他人との恋愛にやはり興味を持てなかっただろうからAロマなんだろうな、とも思うけど