すてきなメロディにミヒャエルも感涙

若鶏のスキャットとという曲が流れるときがクライマックス

「用もないのにくだらない事で呼びつけないで頂戴！次やったら警察に突き出すわ！」

留守か！おいカレイル！彼いｒ「いらないわよ！！」

ルールールールー
カレイルー　彼いる？

「とってもよく似合うわよ、ミケーレ」
警部のタイトスカート姿に恋人マリーはきゅんきゅんしている

デニムに合わせる人が多かったみたいだけど、ミッシェル警部は頑なにタイトスカートだった。彼女のこだわりなんだよね。パンクなTシャツでもアロハシャツでもタイトスカート。

KANGOLってブランド流行ってなかった？捜査官や警部たちの間で。

憂いを帯びた表情で高らかに歌う警部の胸の内を知るのは、長年タッグを組んでいるシンディ捜査官だけではなかろうか。

経験豊かなマイケル警部は、事件解決の打ち上げには酔うと必ずそう歌う。

たまごたべたらたまごんほっけ〜

「てっきり夜行性動物のたてる物音かと思ったのですが、日中の兎山さんの行動に不可思議な点がありまして…」
これはユマが探偵にジョブチェンジするきっかけとなった事件であった

畑の管理者の高橋は、その時、兎山がするどい視線を金庫のある部屋の窓に向けたのに気づかなかった。屋敷メイドのユマだけが、兎山の不審な様子に違和感を抱いていたのだ。ユマは夜中になり寝つけないため、ひとり廊下に出た。ふと遠くから物音がして……。

しばし考えた後、もとの場所に戻した。
「自分にはまだ早いですよ。あはは」

ラディッシュをかじりはじめた兎山さんはついでのようにマヨネーズの方に手を伸ばし

飲む物じゃない？
マヨネーズって飲む物じゃないかしら！？

ねえ、マヨネーズとかはかけないの？せめて皮くらい剥いたら？あら、ヘタまで食べちゃうの。

「むしゃむしゃ」
「兎山さん、食べるのは家に持ち帰ってからにしてね」

レタスとにんじん、ピーマンも追加で頼む。