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これがマジで咲子が「Aセクである自分が心底嫌だ、消えてしまいたい」とかそんなふうに思ってるならまあ確かに「Aセクなんて関係ない」は救いの台詞になるとは思うけど、全くそんなこともないしね
「Aセクという言葉を知ってやっと自分の抱えていた違和感がわかった!心が欠けているわけじゃなかったんだ!」とポジティブに捉えていたわけだし
「関係ない」はそういうポジティブさもゴリッと削っていく台詞だよなあ…… -
あれは愛情自体は感じないわけじゃないものの「すごい無理解から生じている」と思った
辛い思いをしていたのは「Aセクだから」じゃなく「Aセクであることで受ける社会からの扱い」、つまり指向そのものじゃなく社会的ない立ち位置なんだよね
そんで立ち位置から受ける差別や偏見そして無理解が辛いんだから、「Aセクなんて関係ない」は一番咲子を苦しめる言葉だったんじゃないかと今は思う
結局それは、愛情はあるとしても「俺は今後もそのことについて理解はしない」ということでもあり、理解をしないなら無意識のうちに差別や偏見を変わらずに押し付け続けるだろうな、苦しみが続くだろうな、とも思うから
恋せぬふたり自体はまあハッピーエンドだったけど、個人的にはあのお父さんと咲子は今後どう付き合っていくだろうか……とつい思ってしまう瞬間がある