• 「海外にバラマキ」と言われているお金の元資は、外貨準備金という「円の為替がヤバくなった時に調整する為に、ドル建ての米国債で大量に保持しているお金」の事。例えば、よく「円安対策の為、日銀が円買介入した」という場合に使われてるお金がこれ。これ、一般家庭で言えば「毎月の家賃用のお金」みたいな絶対にある程度は残す必要があるお金だから、いくら他が困窮してても転用はできない。また、元資が米国債だから、当然その利子が毎年入って来る。ただこの「ドルでもらった利子」を日本国内に使う為には「円に両替しないといけない」。そうすると、必然的に「ドルを売る=ドルの価値が下がる」から、米国はそれを許可しない。つまりこの利子は、「ドルのまま使わないといけない」。だから、海外に対して「うちで余ったドルでお宅の国のインフラ整備してやるから、その工事業者はうちの国のゼネコンを使えよ」とか、「米国さん、新しい戦闘機、このドルで売ってくれ」みたいな使い道をしてる。
返信の受付は終了いたしました。