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いつも読ませていただいてます。長く失礼します。
編集、読者が好きなもの書くのと、自分の書きたいことを書くのは、料理ににてませんか。
誰かのために作る料理
金のために作る料理
自分が目指した作りたい料理。
作家や絵師は詩人とおなじで自称でもいいと思う。生活は大切だけど、商用になると魅力が欠けてくるのは、気持ちが本音と違うから。イヤイヤ製作した作品は、やはり受けないと思う。外圧に負けないで、頑張ってほしいです。 -
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料理の例え、すっと入ってきました。
自分のはただの趣味でお目汚しですが、書きたいものを書いていこうと思います。ありがとうございます。 -
僕の小説を読んだ姉が、開口一番そう言い放った。鈍器で殴られたような衝撃が心に打ち込まれる。自分の文章が稚拙で読めたもんじゃないなんて、自分が一番分かっている。それでも賞賛が欲しくて、誰かに読んでもらいたくて身内に見せた浅ましさと否定された恥ずかしさで頭がくらくらした。
「下手なら下手なりに他の人の文章読んで勉強しなさいよ。アンタって昔から基礎を疎かにしすぎ。ヒロインが都合のいい女すぎて気持ち悪い。願望丸出し。」
僕が何も言えずに俯いていると、姉は溜息をつきながら言葉を続ける。
「でもまあ、設定は面白かったかな。主人公が泣きながら瀕死のヒロイン守るところとかも良かった。次書いたらまた持ってきたら。」
こぼれそうになっていた涙が急に引っ込み、思わずニヤニヤしていると姉に「キモい。出てけ!」と部屋から追い出される。物を書く人間は、結局は読者の好意に生かされ評価に踊らされる生き物なんだなと初めて知った瞬間だった。