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書いてて思ったけど、この厨二病扱いに近い言葉でマジョリティに対して使われやすい言葉が「指向をファッションにしてる」なのかな
「周りと違う自分になりたいと願う」から「自分の指向はAセクAロマだと言う」みたいな
一方当事者は「周りと違う自分に悩み続けて色々調べたり自分でも考えたりしてようやく自認に至った」ので「自分の指向はAセクAロマだと言う」なんだけど、マジョリティからみたら結果は同じだし、しかも当事者でない方が目につきやすいから、当事者の意見も「あーはいはい周りと違う自分になりたいんでしょ」的に受け止める人が一定数いるのかもしれない
結果は同じでも過程と原因がまるで違うことって世の中にたくさんあるのに、セイ的指向を自認することに関してはそういうのまだまだ無理解だなあと感じる
もういっそ「当事者の嫌なあるある記憶体験マシン」みたいなやつを一日中装着してくれたら気持ちを理解してくれます？と思ってしまうことある -
恋愛的に他人に興味を持たないのが「周りと違う自分カッコいい」とか「世の中斜に構えて見過ぎてる、ひねくれてるからだ」みたいに見られやすいのかな
実際周りと違う自分カッコいいどころか、大人になった今も周りとの違いに悩むことだらけだよ……恋愛したくない自分についてはしっくりきてるけど、それは他人と違うことで発生する色々な嫌なことを全部飲み込んでるかとは違うし
ひねくれてるとか斜に構えすぎとかに対しては「恋愛したくないことで『人格に問題がある』と言われたり、『恋愛したくないなんて可哀想』と見下されたり、あるいは恋愛したくないのに恋愛を強制されたり、対象が自分じゃなくても恋愛しない・したくない人間に対する差別をネタにして笑う人を少なからず見続けてきて、他人をすんなり信じられると思いますか？」と聞きたい