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小説書いったー
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akhzkV
2022年5月29日
ハァ、今日も疲れた─。
大きな溜息と共に電車の空席に座り込むと、おもむろにスマホを取り出し愚痴投稿サイトを開く。
(あ、応援ついてる。)
昼休みに投稿した愚痴にいくつかの共感のコメントが寄せられ、口の端が上がるのを悟られないか周りを気にしつつ、マスクで見えないだろうと思わず微笑んだ。
と、その時だった。
ピロン。
SNSの通知音が鳴る。
(彼からだ)
[おやすみ]
たった四文字と自撮り写真。でもそれだけで嬉しくなる単純さに我ながら呆れる。
[おやすみ]とこちらも送る。
彼はとても忙しい。だから時間のない中でこうやって送ってくれるだけで満足。
本当はもっと側にいきたいけどそれも難しい。あの人はモテるから。
だから誰よりも理解してあげる存在でありたい。
だから誰よりも彼を信じてあげる存在でありたい。
だから誰よりも近くにいてあげたいの。
GPSによると彼のマンションはこの駅の近く。
ずっと見守ってあげるからね。
返信の受付は終了いたしました。
大きな溜息と共に電車の空席に座り込むと、おもむろにスマホを取り出し愚痴投稿サイトを開く。
(あ、応援ついてる。)
昼休みに投稿した愚痴にいくつかの共感のコメントが寄せられ、口の端が上がるのを悟られないか周りを気にしつつ、マスクで見えないだろうと思わず微笑んだ。
と、その時だった。
ピロン。
SNSの通知音が鳴る。
(彼からだ)
[おやすみ]
たった四文字と自撮り写真。でもそれだけで嬉しくなる単純さに我ながら呆れる。
[おやすみ]とこちらも送る。
彼はとても忙しい。だから時間のない中でこうやって送ってくれるだけで満足。
本当はもっと側にいきたいけどそれも難しい。あの人はモテるから。
だから誰よりも理解してあげる存在でありたい。
だから誰よりも彼を信じてあげる存在でありたい。
だから誰よりも近くにいてあげたいの。
GPSによると彼のマンションはこの駅の近く。
ずっと見守ってあげるからね。