• IrcQEI8月3日
    くらのかみ/小野不由美
    古い田舎の屋敷、行者の呪いや座敷童、底なし沼など、ホラー要素もありつつ、誰が遺産を狙った事件を起こしたのか、紛れ込んだ子どもは誰なのか?といったミステリー要素、そして大人びた子どもたちの冒険譚的な要素が上手く絡み合っていてドキドキしながら読んだ。
    主人公が子どもなので、夏の遠い記憶が蘇るようなどこか懐かしい気持ちになる。作中内の季節も夏だったので、この季節に読めて本当に良かった。