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気に食わないは気に食わないで、合わないは合わないで良い。
それ以上でも以下でもない。
合わなかったら見ないという選択肢がある、そしてここが自分にとってはマイナスな描写だと考えながら見るのも良いと思う。
今回だと博士課程を卒業する必要はない。分かりやすくするためかもしれないが。
博士号は「足の裏の米粒」と言われ(取らないと気になるが取っても食えない事から)、博士課程中退でも博士号を取得していなくとも研究ポストを獲得する事は可能。
しかし当時だと今より教授や学会の重鎮と合わないと国内のポストは取れなかったと思われる。
それでも個人的な希望ではゆみにこれからも研究の道に残ってほしい。 -
著名な人物だけでも見たければ日本の傑出した女性科学者に送られる猿橋賞を検索してほしい。ゆみという登場人物の設定より生年が前の受賞者は複数名いる。
本邦マスメディアのエンカレッジメントへの不見識または無関心さもあろうが日本の女性科学者とその功績があまりにも知られていない。
また現在も日本のアカデミアの性差別はかなり酷いもので(20世紀から進歩はしたがその歩みがとても遅い)、研究環境は良くないため当然ながら海外に流出している。
「なぜ東京大学には女性が少ないのか」で検索すると一端は分かる。(ちなみに性差別の強い東アジア、日中韓のトップとされる大学比較でも女性比率が最低)
学力も研究も個人差はあれど男女差はない。なのになぜジェンダー一つでここまで数字として差を生じさせてしまうのかという話だ。