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小説書いったー
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znINVD
2022年11月13日
筆のひと塗りで、爪が一気に艶やかになる。誰もいない夜中の、小さな小さな楽しみだ。仕事の関係で、朝日が登りきるまえに落とさなければならないのだけど、こういうお洒落ってのは思ったよりも楽しい。
仕事帰りによったドラッグストアで、一目惚れしたポリッシュ。ほんのりとラメが輝くそれは夜を溶かしたような色合いで、思わず衝動買いをしてしまった。ひと塗りで朝焼け前、ふた塗りで深夜の夜空になるポリッシュは、落とすのを躊躇ってしまう。なんて可愛すぎるんだ!
けれど、もうじき空が白んじてくる。太陽が来てしまう。
「夜を閉じ込められたらいいのに」
なんて思いながら、リムーバーを爪先に垂らした。それは乳褐色の色だった。
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仕事帰りによったドラッグストアで、一目惚れしたポリッシュ。ほんのりとラメが輝くそれは夜を溶かしたような色合いで、思わず衝動買いをしてしまった。ひと塗りで朝焼け前、ふた塗りで深夜の夜空になるポリッシュは、落とすのを躊躇ってしまう。なんて可愛すぎるんだ!
けれど、もうじき空が白んじてくる。太陽が来てしまう。
「夜を閉じ込められたらいいのに」
なんて思いながら、リムーバーを爪先に垂らした。それは乳褐色の色だった。