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あらすじ
次期金烏である若宮の后を選ぶため、東西南北の家から姫たちが集められる。
東家からは体調不良の姉に代わりあせびが登殿することになるが、おっとり世間知らずで女房はハラハラ。急拵えのあせびと違い、他の家の姫は入内するために全てを賭けている様子。
見目麗しい才女で若宮のために自分を磨き上げている真赭の薄にマウントを取られたり、入内に人生をかけている白珠から脅されたり、浜木綿に助けられながらも、あせびは若宮への淡い恋心を抱き桜花宮で過ごす。
しかし若宮はほぼ桜花宮には顔も見せず、侵入者騒動や姫同士の駆け引き、政治的な思惑が入り乱れ…ある日女房が転落死する事件が起こる。
動揺が広がる中、ついに若宮が現れ桜花宮と姫たちの隠し事が暴かれる。 -
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続き
庭師は実は生きていて、素直になった白珠は庭師は無事結ばれることに。
若宮はすべてを知ったうえで浜木綿を選び、真赭の薄は浜木綿の女房になる。
妹の藤波は兄若宮への感情を隠すため姉と慕うあせびを推すが、その勢いで早桃を追い出そうとし転落させてしまう。
そして無垢に見えたあせびは恋した若宮の妻になるために、人を操って思い通りに事を動かしていた。
下男の感情を利用して姉を襲わせ代わりに登殿。
同じように真赭の薄も襲わせようとしたが計画を早桃に気取られてしまうと、今度は藤波に泣きつき早桃を始末。下男も侵入者として警備が始末。
若宮に罪を暴かれても「藤波が私のためにしてくれた」「不運なこと、可哀想に」と、涙を流す。
単なる少女漫画だとほわほわしてて可愛いけどいじめられて、でも一芸があって若宮との思い出もある正統派ヒロインに見えて応援していたあせび像が、最後にすべて壊されそれまでのあせびもおぞましく見えるどんでん返し。後味悪くて面白い。 -
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これほんと好き
やられました
マジで「やられたーーー！」って声出しました！ -
ファンタジー×少女漫画…に見せかけたどんでん返し系。漫画と原作両方読んだけど、漫画の方が絵がうまくて白珠が壊れていく様子とかあせびの無垢（）でかわいい顔とかがすごくよかった。漫画化するにあたって構成が変わってて追加されたり削られたりしたシーンはあったけど、分かりやすさとインパクトは大きい。
でも心理描写や背景の説明は原作の方が丁寧で、漫画より先に読むと漫画が物足りなく感じるかも。