• AKgdq.10月5日
    青年/森鴎外
    ・千駄木に土地勘があったので主人公が歩く町の様子を鮮やかに思い出せた そして鴎外を思わせる人物宅の前に来ると「あの皮肉ばかりの老作家…」とディスっていて笑った
    ・作者の神視点に時々主人公の日記が混じる構成がよかった 未亡人と何かあったのだなという場面を(ここで日記帳が一枚破られている)と表現したのうまい
    ・最後のページに突然鴎外本人が出てきて「70日の出来事を書くのに2年かかっちゃった。もうおしまい!」と言うのでめちゃ笑った